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がんと免疫について
私達の体内には、ガンやウイルスから身を守るための免疫細胞が、約5000億個あるといわれています。
この免疫細胞は、 24時間休みなく闘っていますが、ストレスや加齢(老化)などで、その免疫機能が低下し、自己の免疫力が弱くなった時に、様々な病気になってしまいます。

犬も人間と同様で、高齢と共に免疫機能は低下していきます。
最近犬に非常に多い、がんも免疫に大きく関係しています。
残念なことにまだまだ犬の免疫の研究は人間のようには進んではおりません。

そこで人間の免疫のメカニズムを簡単に記載して、病気と闘うしくみをご理解いただけたらと思います。

がんという病気を知っているかどうかで対応がかなり異なります。
私の知人ですが、愛犬が、がんになって、抗がん剤・放射線療法・外科療法という選択肢の中で、がんの進行具合、ワンちゃんの年齢、健康状態、予後を知らないために、手術後、すぐに亡くなってしまうという悲しい経験をされました。

上記の三大療法は完治する場合もあります。
また単にがん細胞を除去するため、縮小するために行う場合もあり、手術後の再発率、体力低下、予後が悪いケースもあります。

でも病気の知識がありませんと薦められる治療を治したい一心で選択してしまい、獣医とのコミュニケーション不足から、こんなはずではというケースは実際、眼にします。
リスクを聞くことは非常に大事です。

大切なのは、がんという病気を知ることが大事です。
がんを知ることで、獣医に質問もできます。
リスクを聞かないから答えないというケースは減りますね。
生きるための良い選択肢にもつながります。


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