犬だワン・健康クラブ

犬の読み物 > いつの日か ( しょうさん、ありがとうございました)


昨日の朝、11年連れ添ったメスのゴールデン・レトリバーのラッキーが 亡くなった。原因は分からず、いつもの様に眠そうにしていたのでそのま ましばらく寝かせ、今度は妻がオシッコに外に出そうとしたところ、そので立てなくなってしまい失禁・脱糞してしまった。

すぐにかかり付けの医者に連絡したが日曜で留守とのこと。やむなく近所 の動物医に診てもらい、色々症状やこれまでの様子を話すも原因が特定で きずにみるみる悪化し、嘔吐しようとしたが何も出ず、再度失禁・脱糞。 脈が乱れ、呼吸が浅く歯茎が真っ白になり、もがくような反射。
「死の直 前の症状です。」とのこと。
人工呼吸と心臓マッサージを施したが自発呼 吸はなく、瞳孔が開き脈が止まった。

今まで何度か犬を飼ってきたが余りにも呆気ない別れ。
ラッキーは初めて 出会った本当に人間のような優しく賢い犬だった。

私と妻は数年前、住んでいたところを引っ越したが引っ越し先ではペットを飼えないとのことで妻の実家で預ってもらったこともあった。 だが私と妻が苦しいときや悲しいときに必ず無償の愛で迎えてくれた。

間もなく一緒に住むが部屋の中に入れてやるときなど、ダメと言ったライ ンから少しずつ怒られない程度にじり寄ってくる。小学校のグラウンドで 少年野球の球が飛んでくると猛ダッシュで取りに行き、返してきなさいの 指示でスゴスゴ返してきた。

今だにラッキーがいないなんて信じられない。
君からもらった愛のお返しに何ができただろう?
少しでも君の存在を明かしたくてここに書かせて頂いた。
今も妻と二人で互いに会社を休み、泣いている。

いつの日か、一緒に虹の橋を渡る時まで待っててネ。
その時までの辛抱だ。

それじゃあ、またネ。 ラッキー。


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