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犬のケガ・事故 > 人工呼吸・心肺蘇生 |
■人工呼吸・心肺蘇生 犬が何かの原因で心肺停止になると、数分で死亡してしまいます。 このために病院へ連れて行く間、また獣医が来る間に、人工呼吸を行ないます。 行なわなければ、助かりませんが、心臓が鼓動すれば、可能性があります。 まず呼吸をしているかどうかを確かめます。 その時に気道が塞がれていないかも確認します。 心臓が停止しているかどうかも確認します。 意識があるかどうかは、軽く足をつねったり、目の近くに手を持っていったりして、犬の反射を見ます。 足を引っ込めたり、まぶたを動かせば、意識があります。 人工呼吸 ・右側を下に寝かせます。 ・口の中をのぞいて異物がないか、また舌は引き出しておいてください。 ・犬の鼻に口を当てて息を吹き込みます。 ・この時に胸がふくらむのを確認して下さい。 ・1分間に大体15回くらい行いながら、心臓の鼓動を確認します。 もし心臓が停止している場合は、心臓マッサージを行いながら人工呼吸を行います。 その場合同時がのぞましいですが、ひとりの場合は、心臓マッサージをまず15回、その後人工呼吸を1〜2回行います。 心臓マッサージ ・右下に寝かせます(傷や状況にもよります) ・心臓の位置を確認します(大型犬の場合、前足をまげたところに手を当てます。小型犬の場合片手で心臓をつかむ感じにします) ・素早く確実に圧迫を加えます。 ・1分間に100回くらい行います。
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