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老犬の病気 > 糖尿病 |
すい臓からはインスリンと呼ばれるホルモンが分泌されています。 このホルモンは、身体の細胞が糖を吸収したり、肝臓や脂肪やたんぱく質を蓄えるのを助ける役割をしています。 何かの理由でインスリンが足りなくなると細胞は糖を吸収しにくくなり、色々な病気になります。 尿を検査すると必ず糖が出るので、糖尿病という名前が付いています。 昔はぜいたく病といわれていて、運動不足や過食の人に出やすい病気です。 血糖値をコントロールするインスリンが不足してしまう病気です。遺伝的な体質もありますが、ほとんどの場合、過食、肥満が原因で、すい臓が弱まっていることが原因です。 糖尿病は、肥満や過食で、インスリンを多く使いすぎたために、血液中に糖が多くなり、血管や内臓や目などの症状、合併症が心配になります。 糖尿病の治療は、インスリンの注射になります。病院で決められたインスリンの量を毎日注射しなくてはいけません。この病気も発病すると完治が難しいです。
普段の予防が大切です。 症状 1 水を多く飲む 2 すぐ疲れるようになる 3 多食の割に痩せてくる 4 視力が落ちたり、白内障になる 運動不足や若い頃からの食べ過ぎ、肥満に注意が必要です。犬の生活習慣病と言われていますので、長期の肥満などを見逃さないようにしましょう。 |