犬だワン・健康クラブ

健康のために > 健康診断などの数値について


検査の数値は難しいですね。

「う〜ん、これはちょっとねぇ」とか「まぁ大丈夫でしょう」とか「少し様子をみましょうか」などは、非常にあいまいな気持ちになります。
人間でもそうですが、その数値を他の医者に見せると全然見解が違ったりします。結局は信頼関係なのかもしれませんね。

一体どっちなんじゃ〜!
まぁ難しいのも判りますので、できるだけ知識を吸収するほうが良いですね。

検査の数値は目安です。1回の測定だけで少々数値が高いからといって悲観することはありません。
その後の精密検査で異常がないケースもあります。

大事なのは、定期的な検査によって過去の比較が出来ること、また異常な数値から病気を早期に知ることです。

■一般血液検査

内容

正常値の目安
赤血球5,5〜8,5×10の6乗/μl 
PCV37〜55%
ヘモグロビン12〜18g/dl
MCV60〜77fl
MCHC

32〜36g/dl

白血球6,000〜17,000/μl 
桿状核好中球0〜300/μl 
分葉核好中球3,000〜11,500/μl 
単球150〜1,350/μl 
リンパ球1,000〜4,800/μl 
好酸球100〜1,250/μl 
血小板200−500×1,000/μl 
黄疸指数<5
フィブリノーゲン200〜400mg/dl
総たんぱく6〜8g/dl
 

■血液化学物質検査

内容

正常値の目安
総たんぱく(TP)5,2〜8,2g/dl
アルブミン(Alb)2,7〜3,8g/dl
総ビリルビン(T-Bil)0〜0,9mg/dl
アルカリフォスファターゼ(Alp)30〜400IU
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)

0〜50IU

アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)8〜80IU
γグルタミルトランスフェラーゼ(GGT)0〜7IU
アミラーゼ(AMY)

500〜1500IU

血糖(Glu) 50〜125mg/dl
尿素窒素(BUN)4.8〜30mg/dl
総コレステロール(TーCHO)110〜320mg/dl
クレアチニン(Cre)0,3〜1,8mg/dl
カルシウム(Ca)7,9〜12,0mg/dl
カリウム(K)3,4〜5,8mEq/L
ナトリウム(Na)137〜160mEq/L
クロール(Cl)102〜122mEq/L
無機リン(P)2,5〜6,8mg/dl
化学物質の数値をさらに調べることで、各臓器の異常がわかります。

■尿検査

内容

正常値
PH5,5〜7,0
たんぱく0〜100mg/dl
ブドウ糖(−)
ケトン(−)
潜血(−)
ビリルビン(−)
ウロビリノーゲン0,1〜1,0
尿比重1,015〜1,050
尿検査では、尿管・尿道・膀胱・腎臓・糖尿病など異常がわかります。血液が混じる、多飲多尿などの異常など普段からの健康チェックもしておくと良いでしょう。



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