アレルギーは、免疫システムが身体に害のあるものを取り除く働きが、害はないけれどもある特定なものに過剰に反応してしまうことで起こります。
 | かゆいぃぃぃ〜!!! |
アトピー性皮膚炎は、空気中のアレルゲンを口や鼻から吸い込むことで、アレルギー反応が起きてしまいます。 症状は、 赤くなったり、湿疹が出たりして、顔や腹部などから全身に、かゆみが広がります。
人のアトピーと同じです。 花粉、カビ、ハウスダスト、ダニなどが原因とされています。 遺伝的要因もあります。免疫機能にもよりますので、同じ環境でも発病する犬、しない犬と分かれます。
外耳炎はアトピー性皮膚炎にかかっている犬に多くみられます。 アトピー性皮膚炎になると、一度治っても、また再発するケースが多いです。
アトピーの薬は、ステロイドや抗ヒスタミンなどが多く、ステロイドは副作用があるので、その抑制にも留意しなければなりません。 安易にステロイドばかり使うと一時的にかゆみは収まりますが、再発もしやすいです。
その再発期間も、不思議なことに、 徐々に早くなり、慢性的になります。 完全にかゆみを抑えるのでなければ、副作用の少ないものや、シャンプーや室内の清掃、食事など、いろいろな方面から取り組んでいる人も多くいます。
とにかく、アトピーと付き合うには、簡単な薬という考えでいくと、副作用が非常に心配です。 その時その時、どの薬をどう使うのかということは大切です。
部位によっては、犬は舐めてしまいます。 |