犬だワン・健康クラブ

老犬の病気 > 肺炎


ウィルスや細菌、寄生虫などの感染症が進んでいくと肺と気管支に重い炎症を起こしてしまいます。
気管支炎や咽頭炎に比べると症状が重いです。

肺と気管支が感染症などから炎症を起こします。色々な原因がありますが、体力が落ちている、他の病気もあるなどの老犬は、発病すると命の問題にまでなります。

ジステンバーウィルス、ケンネルコフのパラサイトインフルエンザウィルス、アデノウィルス、細菌や寄生虫によるものが多いです。
病気の程度、原因、レントゲンなどから、さらに症状から急性慢性など分けられて治療します。
診断はX線や聴診などです。
薬をガスや水蒸気などで吸わせる吸入法や酸素吸入などをさせます。

一般的に症状は、咳、吐き気、発熱、食欲低下、脱水をおこします。
ぜーぜーという呼吸がする
呼吸は浅く速くなるのは
深い、重い咳をする
声が出なくなるまで咳が続く
咳の後に急にもどした
浅く早い呼吸
呼吸困難
チアノーゼ…

年を取ると体力が低下したり、免疫力が落ちたり、持病があったり…。
だからウィルスの侵入、感染もしやすく、かなり厄介な病気ですね。

最初はあまり重く見えない場合でも症状が悪化する場合があります。
他の呼吸器系の病気と違い、症状が重いために直ちに専門医へ行きましょう。

無理な運動や興奮をさせないように安静状態にすることが大事です。



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