![]() |
老犬の病気 > 下痢 |
下痢は急性と慢性があります。 いつ頃から起きたか、便の状態はどうか、おう吐や食欲はどうか、回数、過去の病歴はどうか、これらから、消化の具合、パルボなどのウィルスやサルモネラなどの細菌、寄生虫、腫瘍、アレルギー、異物、食べ物などから原因を探ります。 下痢は異常ですが、体の中で有害なものを出そうとしている場合もあります。 繰り返しの下痢や発熱、食欲不振や嘔吐などとあわせると、早く病院へ連れて行ってください。 小腸性下痢は黒っぽい便が出まます。 象徴は栄養を吸収する部分ですので、栄養吸収が出来ずに体重が減少します。 大腸性下痢は血液や粘液が混じります。 大腸は水分を吸収するところですが、水分吸収できないので下痢は軟らかくなります。 ただ貧血などは起こりません。 おう吐や食欲不振などの合併すると、重くなる場合があるので、注意が必要です。 原因は、植物に関連するものや、寄生虫や病気と様々です。 小腸性の下痢の原因は炎症などが多いです。 大腸の場合は、結腸炎が多いです。 治療方法は、薬と絶食です。
季節によっても下痢がしやすい時期もあるので予防に注意が必要です。 |