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■慢性腸炎・腸閉塞
◆慢性腸炎
嘔吐や下痢、その両方のケースや口臭や元気がなくなる、尿が増えるなどがあります。
食べ物に対するアレルギー、寄生虫、腸内細菌の過剰増殖などの原因で、慢性腸炎になります。
炎症性腸疾患では、リンパ球性腸炎やプラズマ細胞性腸炎が多く見受けられます。

胃や腸の検査をして、内視鏡などで診断します。

治療は、副腎皮質ホルモンの投与が中心です。

◆腸閉塞
腸管が完全に詰まるか、水などは通るかにもよりますが、腸が何かの原因によって詰まってしまう病気です。
ひどいときは何も通すことが出来ず、生命の危険があります。

症状は嘔吐や食欲不振、元気がないなどの症状です。

異物を飲み込んでしまうと腸閉塞になりやすいです。
異物の場合、レントゲンでわかりますが、ビニールなどの異物の蓄積は画像には出ません。
バリウムなどで検査します。

多くは異物を取り除く外科手術になります。
手術の場合、高齢や他の病気、がんなどの腫瘍が併発していると、手術の成功率は低くなります。

子犬の時に遊んでいて、つい異物を飲み込んでしまうこともあります。

子犬にはしつけが大事なわけですね。



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