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■レプトスピラ症
◆レプトスピラ症
レプトスピラ症は細菌感染で、黄疸や尿毒症を起こします。
急性から慢性まで様々で、死亡率も高い病気です。

レプトスピラ症は人にも感染する怖い病気ですが、定期的な犬のワクチン接種で、非常に高い確率で予防することが出来ます。

多くの犬は感染しても無自覚で、他の犬へ移していきます。
症状が出るときには、腎臓や肝臓などに障害をこして血尿がでます。
はじめに高熱が出て、食欲不振などになります。
嘔吐や血便、脱水症状を起こしてしまいます。

犬の感染は、排泄されたレプトスピラ菌を含む尿などを舐めたりすると感染します。
犬同士の世紀や尿をかいでいて感染することも、尿で汚れた土や草、食べ物などから感染します。

治療方法は、ペニシリンなどで腎臓などのレプトスピラ菌を除去することです。

◆ブルセラ症
感染しても、リンパが腫れる程度です。
ただし、生殖器に大きな障害を与えます。
雄は精子が作れなくなり、雌は不妊や流産を繰り返します。

このブルセラ症は、まれではありますが、人間も感染していきます。
ブルセラ菌は感染した犬に2年程度とどまり、その間に犬も免疫を獲得します。
繁殖用の犬舎では非常に深刻な事態になるので、注意が必要です。

随分、感染症があるんですね!




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