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犬の病気 > コロナウィルス性腸炎・犬伝染性肝炎


■コロナウィルス性腸炎
◆コロナウイルス
このコロナウィルス性腸炎も子犬に発病して、下痢と嘔吐が症状です。
成犬の場合は、無症状で大丈夫な場合が多いのですが、子犬は元気がなくなり、食事を取らず、下痢と嘔吐が多くなります。
これはコロナウィルスは体内に入ると腸の中で細胞を増殖させるからです。

コロナウィルスは感染した糞便や嘔吐などから感染します。
子犬は突然死もありえます。

バルボウィルスとの混合感染をすると非常に症状が重くなります。
通常の治療法としましては、脱水対策として、電解質液による療法です。
また抗生物質や下痢や嘔吐を抑える薬などが出されます。

◆犬伝染性肝炎
犬アデノウィルスT型によって感染します。
1歳未満で、ワクチンを接種していない犬に起こります。
犬同士の接触で発病します。

症状は元気がなく食欲不振になります。
その後、鼻や熱が出て、ひどい場合には、高熱、下痢と嘔吐が起こり、扁桃腺が腫れたり、体がむくんだりします。
急性の肝炎を引き起こします。

犬伝染性肝炎には特定の治療法法はありません。
肝臓の機能を回復するような治療方法になります。

回復期の犬は角膜が白く濁り、ブルーアイと呼ばれて、元に戻るのに時間がかかります。

感染症は子犬には怖い病気です!




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