■狂犬病
日本では現在50年以上も発生はありませんが、海外ではまだまだ発生件数があります。 人も動物もすべて発病します。
発病したら、致死率100%の恐ろしい感染症です。 このため、年1回、ワクチン接種が義務づけられています。 狂犬病になると隔離して治療は行ないません。
治療法がありません。 狂犬病は中枢神経の麻痺と興奮があります。 このために狂犬病ウィルスに感染した犬は、もう、動くものには何でも噛み付きます。
よだれをダラダラ流して、眼がつりあがります。 徘徊をしながら、攻撃するので、昔は多くに人が被害にあいました。 またどんな動物でも感染しますので、一度日本に入り込むと多くの動物が被害を受けます。
狼の絶滅もこの狂犬病も少なからず影響があったと考えられています。 狂犬病ウィルスは、犬の唾液の中に含まれています。 これが噛まれると体内に入り込みます。
発病するまでの期間はさまざまです。 1週間程度の犬のいれば、1年くらいかかる犬もいます。 発病してから、早い場合は2,3日で、長くても7,8日で死亡してしまいます。
もし狂犬病の犬に噛まれたら、ワクチンを受けていても獣医の指示に従って下さい。 ワクチンを受けていない場合は、隔離されます。
 | 致命的な病気ですね。 |
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