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■胃潰瘍 ・出血性胃腸炎
◆胃潰瘍 人間は胃潰瘍というとストレスと関連付けられています。 犬の場合は、ストレスも関係はないとは言えませんが、肥満細胞腫、腎不全、敗血症、肝不全、ショック、低血圧などによって起こります。 胃潰瘍になると、嘔吐が多くなり、胃から出血することがあります。 便に血が混じることも、発熱する場合もあります。 胃潰瘍が起きた原因の病気を特定します。 胃の内部を見るために、内視鏡も使います。 症状が重い場合は、手術などで、腫瘍や潰瘍の部位を切除することもあります。
◆出血性胃腸炎 黒い血便が出るのが大きな特長です。 急激な下痢と大きな出血があります。 どうしてこの病気になるのかはわかっていませんが、何かしらの免疫異常と考えられています。 通常に食事をしていた犬が、特に原因を特定することなく、いきなり発病することがあります。 急激な脱水と出血があるので、まずは細菌感染を防ぐために抗生物質などが投与されます。 また水分補給、輸血なども行ないます。 食事に繊維質を与えるとよいということがわかっています。 |