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■ケンネルコフ
呼吸器の感染症です。
子犬によく見られますが、免疫が落ちてくる老犬でも生じます。
正式名は、犬伝染性喉頭気管炎という名前です。

症状は強い咳です。
最初は、食欲もあり、元気なのですが、段々咳がひどくなり、微熱などの発熱が起こります。
重症になると食欲不振、鼻が出て、子ky食うこんなんや肺炎に進行する場合があります。

マイコプラズマやウィルスが原因ですが、パラインフルエンザ、イヌアデノウィルス、イヌヘルペスウィルス、レオウィルスなどの混合感染があります。

マイコプラズマや細菌の単独感染であれば、抗生物質が有効です。

特に、パラインフルエンザやイヌアデノウィルスは非常に多く見受けられ、この2つの場合、有効な薬は見当たりません。
非常に感染力が強い病気ですので、犬がたくさん集まるような犬舎や環境では、一度発生すると大きな脅威になります。
ちょっとした、咳やくしゃみで、広く感染してしまうからです。

単独感染なのか、混合感染なのか、それによって軽症か重症かで判断されます。

予防はかなり有効です。
ワクチンの摂取で、ジステンパー、アデノウィルス、パラインフルエンザ、パルボウィルス、これらのワクチンで接種すると安心です。

あまり、犬が多いところにはワクチンを接種しない場合、いかないほうが賢明かもしれませんね。




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