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■肺気腫・肺水腫
◆肺気腫 肺胞が膨らんでしまい、空気をたくさん吸い込んでしまいますので、呼吸困難になります。 急性と慢性があります。 急性の場合は、口や鼻から、よだれ、泡が出て、呼吸困難になります。 ひどいとそのまま死んでしまいます。 慢性の場合は、呼吸困難が続いてしまいますので、落ち着くまでに非常に時間がかかってしまいます。 肺の中の肺胞が空気を取り込み、異常に膨らんでしまい壊れてしまいます。 気管支の病気が原因だったり、急激な咳が原因だったりします。 酸素吸入などが必要ですが、肺胞の損傷状態が軽い場合は悪化させないようにします。 ◆肺水腫 肺の中に水がたまってしまいます。 重くなると呼吸困難になります。 他の病気と併発することが多く見られます。 肺に水がたまってしまいますと、酸素と二酸化炭素との交換、吸入、排出がうまくいきませんので、呼吸が重くなったり、呼吸困難になります。 心臓病が持病である場合も多く考えられます。 僧帽弁閉鎖不全症などがあれば、肺の中の血液がうっ血して、循環できなくなると肺水腫になるケースもあります。 肺水腫の場合、肺に入り込んだ水を除去する処置を行ないます。 |