■心不全
心不全はその時に関係しているほかの病気や種類、症状などによっても異なります。 心臓やそれ以外の異常が引き金になって、心臓に血液を送り出す働きに問題が生じてしまいます。先天的な異常や症状悪化の場合、生命の危機になります。
呼吸困難やせきなどの症状に最初、気が付くことが多いです。 せきは最初、軽く、運動時にだけ出るものが、徐々に安静時にも出るようになり、ひどいと1日中、せきをしているケースがあります。
呼吸困難はさまざまで、運動時だけ出る軽いものも多くあります。 また安静時にも出るものや、舌や口の中の粘膜が紫色になり、チアノーゼになることもあります。
腹水や四肢に浮腫が出ることもあります。 もともと心不全は心臓が血液を送る野がきちんとできない状態なので、心臓病の種類によって原因は違います。
心臓の弁の異常や周りの血管の異常、心臓の筋肉の異常などが一般的ですが、犬の場合、寄生虫のフィラリア症が原因となることも多くあります。 病気の原因にもよりますが、治療法はまず強心剤や利尿剤で安定をさせます。
運動を制限したり、興奮をさせないように配慮したり、薬を服用していく必要があります。 病気の原因の治療をしながら、静かに生活させることで、薬は必要になリますが、長期間、安定した生活を送ることもできます。心臓の負担にならないように、食生活も留意する必要があります。
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