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シニアドッグ・ライフ > それぞれの介護 |
人間の場合、介護保険があります。 まず介護の申請をして、介護の認定を受ければ、ケアプランが作成され費用の1割を負担しながら、介護サービスを受けることができます。 人間の介護保険 要支援 日常生活ができるが虚弱 要介護1 入浴等に困難を伴う 要介護2 自力で起き上がりが困難 要介護3 食事や排泄にも介護が必要 要介護4 重度の痴呆などを伴う 要介護5 最重要の寝たきり 残念ながら、犬に付いては全てが自己負担です。 金銭的な負担もさることながら、 介護を行う経験がない飼い主・家族の労力は非常に大きくなっています。 また相談などができるところが少ないので、精神的な負担もあり、孤独になっていきます。 特に犬の場合は、おかしい、おかしいと思いながら、気が付くとかなり痴呆が進んで、人間でいう要介護4あたりから、経験もないのに介護スタートというケースも多く見受けられます。 介護の基本は、いたわり・気配りという愛情、清潔、安心です。 いたわり・気配り 犬はどんな状況でもできるだけ我慢をしてしまいますので、なるべく気配りをしてください。 床ずれが置きないようにする トイレの補助をする(おむつなど) お漏らししてもやさしく 清潔 においを溜めないように換気をする からだを定期的に拭く 日光浴をさせる 安心 明るく声を掛けてあげる 散歩する(あるいは補助する) 食事をさせる(台に載せて高くしたり、口まで運ぶなどの補助する) 留守は極力少なくする 介護は大変な負担が伴います。 苦労というものは、その人が必ず乗り越えられるレベルしか来ないそうです。 必ず乗り越えられる苦労と仮に理解しても、一人で悩んだり、苦しんでいてはいけません。 苦しい時、辛い時は、誰でもあります。 そういう時は誰かの力を借りましょう。 人は善意の集合体です。 力が足りない時はどんどん借りてください。それが、いつかあなたが貸す側になって喜ぶ人が必ずいるからです。皆善意を順番で受取ったり、預けたりしています。 遠慮なく、受取ってください。 家族であったり、獣医であったり、他の誰かの力であったり、ネットであったり… いつでも応援している人が必ずいますから |