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犬を学ぼう > 犬の寿命 |
一般的に、動物は体重に比例して長生き出来ます。小さい動物ほど鼓動も頻繁で、時間の経過も早いです。 ネズミは人の10倍くらいの時間の速度を感じます。私の1時間は、10時間に相当します。 科学、医療の発達により、現代は長生きになりました。 本来、人間は体重だけで判断すると30歳以下の寿命だそうです。 原始時代は、その位だったそうです。 犬は? 犬は人の4〜7倍の早さで歳をとるといわれています。 小型の犬は、生後1年で人間の15歳、2年で24歳、5年で36歳、7歳で44歳位になりますね。
犬の体重は、相当種類によって幅があります。 でもデータ上は、大型犬ほど、短命です。 また雑種のほうが、長生きです。 犬の本来の体重は、中型犬なのかもしれません。 犬の祖先が、中型のオオカミ、ジャッカルといわれますが、やはり、この体重クラスです。 中型犬の寿命は、平均12〜15歳くらいで、なかには20歳を超える長寿犬もいるようです。 これは、医療の発達、食生活の向上、住む環境が良くなった事などがあげられています。 犬も人間同様に、長寿化が進むことは間違いないようです。 昔は、狂犬病がありました。噛まれるとこの病気を恐れました。 ワクチンを受けている飼い犬なら良いのですが、野良犬に噛まれたとなると大騒ぎでした。 それほど身近でしたね。 また犬同士が公園や広場で、仲良くしている姿を見かけますが、昔は、ジステンパーという伝染病がありました。 どこかで犬が発病すると、あっという間に広まり、致死率が高かったように記憶しています。 何と言ってもフィラリアです。野外で飼っていた時代は、蚊の媒介による白い細長い寄生虫が、たくさん心臓に詰まって死亡する ことが多かったです。 兆候は、4、5歳くらいに、走っていて急にバッタリ倒れて、すぐ起き上がったり、咳をしたりです。 子供ながらにもこの症状を見ると悲しくなりました。 獣医もこれらの病気には、ほとんどなすすべがなかったです。 今は、ほとんど上記の病気はないようですね。 医学の進歩や予防や環境、飼主の手厚い看護や健康の意識も高く、ますます高齢化になるでしょう。 人間社会と同様に、高齢化になると避けられない病気、がん、糖尿病、心疾患なども増加傾向です。
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