犬だワン・健康クラブ

犬の読み物 >最初のイヌ 


イヌの祖先がジャッカルでもオオカミでも構いませんが、私のイメージは最初のイヌは老犬だったように思います。餌がなくて、毎日がつらくて、人間に恐怖もあるが、あこがれもある、そんな感じがしています。

ネットサーフィン中に素晴らしい素材サイトを見つけましたので、組み合わせて作りました。 文章は適当で恐縮ですが、素材は感動です。すごい素材はやすらぎ庵様です。

そのイヌは高齢になったせいで、なかなか餌を取ることができなかった。
何とかしないと生きていけないのは理解できたが、獲物には逃げられてばかりだった。
             
昔はね、こんな大きなアヒルがいたんですね 〈オヒオヒ〉

お腹をすかしたイヌは、いつも遠くから人間の姿を見ていた。彼らは、道具や火を使い、足は遅いけれども獲物を的確にしとめる腕の持ち主だった。
                                           

いいなぁ。おいしそうなにおいだなぁ、その肉が食べたい一心で、知らない間に近づいてしまった。
そうしたら。うらぁ〜!
追っかけてきたよ〜

その後、人間と距離を取りながら観察した。するととても奇妙なことに気が付いた。彼らは獲物に近づくことが苦手なのだ。そして足が遅いから、傷ついた獲物にも逃げられることも多い。毛がないせいか、泳げないせいか判らなかったが、水に落ちた鳥なども中々上手に取れないのだ。
運動能力は驚くほど低いが、武器や知能が高いために狩りはいつも成果があった。
ご〜り、ごり、うまそうだなぁ。

こうして何となく人間の後を歩く習慣になっていった。彼はうすうす感じているようだったが、特別追い払うような真似も二度としなかった。
そんなある日、彼の右側面から強烈な匂いがした。風向きが逆だったのと、距離があったために気が付くのが遅れたが、まさしく、獰猛な熊に間違いない。
このままではいけない、彼は死んでしまう。
イヌが真一文字に駆け抜けてきたことに人間が気が付いた時、茂みから巨大な熊が襲い掛かった!
あぶない!!!

                        
うっ! かわいいやんけ。

やっとのことで追い払ったイヌは疲れてしまいその場でへたり込んだ。
人間は心配そうな眼差しで、いたわりながら、持っていた肉を与えた。
頭を撫でてもらい、誉められているうちに、今までにない喜びがわきあがった。

  ← これじゃないや     

こうして、人間の手伝いをするようになった。彼はとても大切にしてくれたので、獲物を見つけることや運ぶことなど一生懸命仕事をこなした。暖かい食事も貰えて幸せだった。

                                       

  ← これは、いくら何でも無理がありすぎ


こうして最強コンビが誕生した。
                      


そのうちに違う犬も加わっていった。
オヒオヒ、彼女かよ?


ここのところ個人的に凹んでいましたので、ちょっとふざけてしまいましたが、素材はすてきでしょう。


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