肥満細胞腫は犬では悪性の腫瘍になります。 肥満脂肪が増殖して、四肢や会陰部などに、しこりができます。
何かの原因でこの細胞が壊れると有害なものが出るので、要注意です。 体のどの部分にでも発病する可能性があります。 腫瘍のできた部分いは、表面が死んでしまったり、筋肉が固まったりします。
再発のしやすい病気です。 このため、周りの浸潤も疑って切除も拡大して行います。
 | 単なる脂肪と思ったら、大間違いよ〜
| 細胞の中に、ヒスタミン、ヘパリンなどの物質があり、周りに炎症を起こす原因にもなります。 血液に入り込むと胃潰瘍などを引き起こしてしまいます。
こうなると吐血も起こります。 犬は胃潰瘍を起こす場合、この肥満細胞腫や腎不全などが引き金になるケースが多くあります。
人間ではストレスやピロリ菌の研究がされていますが、犬の場合はまだよくわかっていません。 吐血は胃からの出血のことを言いますが、喀血は肺からの出血です。
吐血の場合、茶色に変色しているのは血が胃の中や古いものだからです。 |