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■ネフローゼ症候群・水腎症
◆ネフローゼ症候群
症候群というのは、ある種の症状が出るものを全てこういう呼び方にします。
ほとんどが、関連している病気があるとかです。

尿中にたんぱく質が出るというケースが多く、血液中ではたんぱく質が減ります。
また食欲不振、むくみ、元気もなくなります。

血液中のコレステロール値も上がっていきます。

原因は糸球体の基底膜があらくなり、大きな分子も素通りしてしまいます。
糸球体の病気、糖尿病、白血病、中毒、心不全、アレルギーなど基底膜の透過に異常が起きる病気には、ネフローゼ症候群を引き起こす危険性があります。

まずは原因の病気を探して、その治療をします。
ネフローゼ症候群自体の治療は、利尿剤、ビタミン剤などです。
ネフローゼが重いと命にかかわります。

◆水腎症
水腎症は、何かの原因で、尿が輸尿管を通りにくくなり、腎盂に尿がたまり、お腹が腫れたように、腎臓が大きくなります。
先天的な疾患であるケースもあります。
後天的な場合は、結石などが原因です。

腎臓の療法に水腎症が生じてしまうと、早く腎不全になります。

腎臓の急性の病気は生命の危険があるので要注意ですね。



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