犬の病気・健康相談過去ログ
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老犬の手術をするべきか  けろさん

初めて相談します。
今年15歳になるメスの柴犬を飼ってます。

食欲もあり元気なのですが、
10日ほど前から尿漏れするようになったので昨日病院に行ったところ、

子宮蓄膿症
卵巣腫瘍化の疑い
肝内、肝に接した腫瘤
肺にびまん性病変(再確認)

と診断され、肺のびまん性病変が良性であれば手術は可能で、
悪性だった場合は手術はできないとのことでした。

そして
手術の場合→子宮・卵巣・腫瘍部分を切除しても完治するかはわからない(生きても1・2年くらい)
しない場合→卵巣・子宮が破れる心配(2週間前後で破裂。その場合苦痛を軽減する治療。生きて1ヶ月)
とも言われました。

今日これから、血液凝固系検査と胸部レントゲン検査を行って
最終決断をしなければならないのですが、あまりに突然な事と
老犬ゆえに術後のことを考えたりするとどうすれば良いのか分かりません。
(人馴れしてないので、手術・入院ともなれば相当ストレスがかかるとも言われました)

一応、手術する方向で考えてますが・・・。
手術をしたとしても完治するかわからず、
苦痛を与えるだけのものだったら?と考えると堂々巡りです。
愛犬にとって、どのような選択をするのが最良なのでしょうか?
どなたかアドバイスをお願いします。


老犬の手術をするべきか   フクチチさん

こんにちは。
飼い主の愛犬を思う気持ちでの決断が最良だと思います。

私の犬(14歳)も昨年の3月にちょっとした性器からの出血を
かかりつけの獣医さんが発見してくれ検査の結果、
若い頃の避妊手術の手際に悪さから残った子宮が蓄膿症を お越し、
さらに卵巣まで片方が残っていて卵巣も悪くなって いました。

歳も歳なので手術には悩みましたが手術を受けました。
結果は良好でそれまで蓄膿症等であっただろう腹痛が無くなり
むらのあった食欲も良くなりなり今も元気に暮らしています。

変な言い方かもしれませんが、
予後が手術して1〜2年ということは健康だとしても15歳という高齢ですと、
この先寿命がどのくらい残っているのかは神様の知るところです。

先にも書きましが、愛犬にとって最良の選択は
飼い主さんの深い愛情をもってして決断が最良だと私は思います。

早く良くなるよう祈っています。


老犬の手術をするべきか   けろさん

フクチチさん、ありがとうございます。

肺の検査をしたところ、カルシウム沈着ではなくて
おそらく腫瘍の転移だろうということでした。
手術で卵巣子宮を取っても(癒着が酷ければ取れない)肺と肝臓の問題があり、
何時発症するか分からないそうです。
私が手術に踏み切れない理由として、愛犬が車慣れしておらず
往復一時間の通院時間が耐えられるどうか、
あと寂しがりやなので入院中に物凄いストレスがかかるのではないかということです。

卵巣子宮をとって完治ということならば悩まず手術をお願いしますが、
今後の肺・肝臓の病気の発症、入院・通院時のストレス、
年老いた家族のストレス等を考えると即決できないでいます。

また、これが寿命と思って手術をしない方向で考えても、
愛犬の顔をみれば涙が出てきて長生きして欲しいと思います。

手術を即決できないでいるのはおかしいのか?と思いながらも、
なかなか答えが出せません・・・。


老犬の手術をするべきか   フクチチさん

「QOL」という言葉をご存知かと思います。
予後をどうやって価値のあるもにしていくかを
お考えになることも一つかと思います。
また治療に対しても色々と考えてしまうのは仕方ないことです。

私の3年前に愛犬を亡くしましたが、
その時のことは今でも 「あの時ああすればよかった、しなければよかった」と
悔やむ ことがあります。
妥当ではありませんが「正解」は無いと思います。

ストレスを大変気にされているようですが、
過去にそのストレスで重篤な状態になったことがありですか?

今ある病状も愛犬にとってはストレスになっています。
そのストレスを除くことが治療です。
どちらのストレスが大きいのかを考えることがQOLを高めることだと思います。

他人事のような無責任な返答になってしまい申し訳ありません。
この先、ご愛犬とけろ様にゆったりとした時間が流れますようお祈りいたします


老犬の手術をするべきか   けろさん

フクチチさん、再回答ありがとうございます。

いろいろ悩みましたが、手術を受けさせることにしました。
術後は精一杯看護したいと思います。
悩んでいる時にアドバイス頂き、ありがとうございました。


老犬の手術をするべきか   フクチチさん

手術の成功と早い回復を祈っています。




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