15歳の柴犬ですが、数ヶ月前から肛門の周りに腫瘍ができてきて
それが破裂し出血を繰り返しています。

獣医に相談すると、去勢を兼ねた手術をしないと完治しないと言われました。
実は以前ヘルニアや中耳炎を患った際の全身麻酔での治療で
年々麻酔が切れる時間が長くなってきており
かなり老体に負担をかけているのではと感じています。

2,3日に一度出血し、傷口の見た目も痛々しいので
もう少し涼しくなれば手術をしてあげようかと考える反面、
手当て(塗り薬)さえきちんとしてあげれば
無理に手術して残り少ない生命を縮めることもないか、と 日々悩んでおります。

当の本人(犬)は出血していても痛がったりせずに元気で食欲旺盛です。

同じような病気の愛犬を飼っておられた方のアドバイスがあれば
ぜひ教えてください。
よろしくお願いいたします。

こんにちは。

難しい選択ですね。
ご年齢から、今の病気と長くつきあう選択も切除する選択もある場合、
年齢的にも本当に難しい選択だと思います。

私はいつもこういうふうに考えていますので、参考程度にして下さい。

１．命を確保する
緊急の場合も含めて、まずは命を確保するために重要なことを考えます。

２．選択をする場合のメリットの大きさ
命を確保をする部分が第一に強くて、さらにその選択をする場合のメリットの大きさを考えます。

３．リスクの大きさ
選択をする場合のリスクの大きさ、最大限のリスクは何か、
手術であれば難易度、予後などですね。

動物病院の医師も自分で治療方針を持っているはずですので、その根拠を確かめます。
セカンドオピニニオンもしてみます。

今のご状況では、必ずこれしか選択肢がないということではない感じですので、
よくお考えになられるのもよいことだと思います。

お大事にして下さいね。

カミオさん

ご丁寧なアドバイス、ありがとうございます。
読んでいて涙が出てきました。
とにかく犬の様子を見ながら獣医とよく相談していきます。

くどいようですが、本当にありがとうございました。