犬の病気・健康相談過去ログ
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副腎皮質ホルモン亢進症  ココアさん

Wコーギー(2歳半)です。

食欲不振・脱毛・嘔吐・元気が無く、
病院へ行きまして腹部エコー・レントゲンは異常なしで
血液検査の結果 AL‐PS(胆道) 1102 u/l  WBC(白血球) 353H  10の2乗/ul が高い数値だとの事で、
疑われるのは、体内の炎症・胆嚢・副腎皮質ホルモン亢進症の3つだとの事。 で、
調べていたら、副腎皮質ホルモン亢進症の可能性が高いような気がします。

ホルモン分泌を抑制するような薬はかなり高いとの事で
10万円単位の治療費を捻出するのにかなり困難な状況です。

やはり命に関わる病気ですか。
また、今後どの様な症状をきたしてくるのか完治するのか、
長生きできるのかも心配です。

どなたか副腎皮質ホルモン亢進症について
ご存知の方が居たら アドバイスや情報をいただけませんか。


副腎皮質ホルモン亢進症  フクチチさん

こんにちは。
コーギーちゃんのその後はいかがですか?

副腎皮質ホルモン亢進症・・・副腎皮質機能亢進症でしょうか。
別名「クッシング症」ですよね。
私の犬もこの病気をしましたが、
症状がココアさんのコーギーちゃんとは違っていました。

この病気の最初の症状は「多飲多尿」「食欲の増加」です。
また食事を与えてる以上に肥満に見えてきます。

そしてこの病気の確定には一般的な血液検査ではできません。
ACTH負荷試験、コルチゾル負荷試験といった内分泌系の検査が必要です。
この検査費用はそれぞれ10000円くらいでした。

私の犬は副腎を小さくしてしまう薬「ミトタン」は使わずに
抗ホルモン剤を使用しました。
ラブラドールだったので薬代は かかりましたが10万円(月に)はいかなかったですよ。
ミトタンという薬はそんなに高くありません。

病気は完治しません。
薬で容態を見ながら予後を送るようになります。
うまくいけば予後はよいですし、ホルモンのバランスが崩れているので
他の病気を併発することもあります。

私の犬はクッシング症が元なのか
巨大食道症と肺炎を併発して 亡くなりました。

ところでココアさんのコーギーちゃんですが・・・・・
この症状ではクッシングとは違うような気がします。
まず多食、多飲、多尿が見られるはずです。
またエコーで副腎に腫瘍が認められることもあります。

セカンドオピニオンはご存知ですか?
他の病院で診てもらうこともいけないことではありません。

上でも書きましたけど確定診断には内分泌系の検査が必要です。
疑いがるのでしたらまずその検査をしてはいかがですか?

早くよくなることを祈っています。


副腎皮質ホルモン亢進症   フクチチさん

追記です。

コーギーちゃんの症状だと甲状腺機能低下症のほうが
当てはまるような気がします。
この病気はホルモン剤の投与でよくなっていきます。

何よりも検査で確定診断を受けてください。


副腎皮質ホルモン亢進症  ココアさん

フクチチさん。
親身な回答で大変気持ちが安らぎました。

昨日、受診した際に、白血球の数値が高いので抗生剤と
吐き気止めの注射を打ちました。

そのせいで楽になっているのか 今日は食欲もあり、
驚くほどに元気で私も一安心です。

呪われた様に「クッシング・クッシング・・・」となってしまい ましたが、
確かに、多食・多飲・多尿は、見られていません。

今日も、抗生剤の注射をし、明日もまた行きます。
そして、尿検査に出したので1週間後何らかの結果が出ると思います。

ありがとうございました。
両親と相談の上、セカンドオピニオンも考えて見ます。


副腎皮質ホルモン亢進症  maroe さん

初めまして、ビーグル12歳です。

昨年末から検査の数値から
クッシング症(副腎皮質ホルモン亢進症)と診断を受けました。

症状としては、「多飲・・2L近く飲みました・・」位しかなかったので、
(興奮、食欲増進などは以前からの性格のため、判断材料にならない)
判断がつきにくかったようです。
一般に、腹部が垂れ下がり、脱毛するらしいのですが・・・

2ヶ月・?ほど投薬したものの胃炎もあり、自己判断で投薬中止。
その後、ヘルニア?らしき症状も発症したものの
この1ヶ月は特に問題なく過ごしております。

クッシングはかなり厄介な病気で、時間も費用もかかるそうで、
実際、薬 検査とかかりました。

投薬していた時期、検索した情報のなかで、
日大獣医病院・・??で、良い先生が居られたような、、
曖昧な記憶ですみません

我が家の場合、亢進症かどうかは、空腹時に
投薬(注射)血液検査により1週間くらいで、判明しました。

病名を確定する事をまず考えられたら如何でしょう。
一般に、中年以降の病気と言われていますし・・
案ずるより・・かもしれません。


副腎皮質ホルモン亢進症  ココアさん

貴重な情報をありがとうございます。

確かに、疑心暗鬼になっている部分があると思います。
今日は昨日とは打って変わって、
食欲もあり跳ね回り、ボール遊びもします。

今日尿検査を出したので1週間後に正式な病名がつくと思います。
まずは、仰るとおりに病名確定してから、今後を検討します。

本当にありがとうございました。


副腎皮質ホルモン亢進症  トロさん

はじめまして。
うちの愛犬は副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)で、
ホルモンが出すぎる病気です。

ココアさんのお話を見せてもらうと、フクチチさんがおっしゃるように
クッシングに当てはまらない症状がありますね。
食欲不振や嘔吐は、真逆の、
ホルモンが出ない低下症(アジソン病)のほうではないでしょうか?
クッシング症候群は、年齢的に7歳以上のシニア犬が発症する例が一般的なので、
統計的に見ても可能性は低いのではないかと思います。

いずれにしても、一般的な血液検査で判断する病気ではなく、
ACTH試験というホルモン検査を受け、
エコー検査なども受けた上で、確定診断します。

一応クッシング症候群についてお答えしておきますね。

治療費10万とありますが、そんなにはかかりません。
ワンコの体重と症状の重さによってお薬の量が決まるので
一概にはいえませんが、うちの場合ですと・・・。

トリロスタンというお薬なのですが、愛犬の体重5kgで一月分が1万円ほどです。
このお薬は一生飲み続けるタイプのお薬ですが、
ミトタンだとお薬が効いて安定すれば、再発まで飲む必要がなくなるので、
それほど薬代はかからないと思いますよ。

クッシング症候群やアジソン病は、脳の下垂体に出来る腫瘍(または副腎腫瘍)によって、
ホルモン分泌に異常をきたす病気です。
今現在、外科手術によって腫瘍を切除する方法は、
動物ですと関東の大学病院でしか行われていないそうです。
ホルモンの病気はとてもややこしく、腫瘍を切除しても完治するとは限らないこともあり、
一般的にはお薬でのコントロールという方法がとられています。
腫瘍を切除しない限りは、完治の可能性はほぼありません。
長生きは・・・。一般的には2年ほどしか生きられないと言われていますが、
私の知る限りでは、お薬で6年間コントロールできているワンコもいますし、
一概にはいえないと思っています。

症状としましては、お薬を服用することなく放っておくと、
多飲多尿(おもらしも多くなる)・食欲の異常な増進・筋力衰退(足腰の衰えなど)・
腹筋の衰えや、肝臓肥大による腹部肥満・脱毛(左右対称に出来る)・
免疫力の低下による感染症などがでてきます。
また、糖尿病などとの合併症を起こす可能性が高くなります。

何にしましてもややこしい病気ですので、
ココアさんのワンちゃんがこの病気でないことをお祈りしています。
ワンコの調子が悪いととてもご心配でしょうが、
頑張ってくださいね。




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