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老犬の麻酔について  真芽ママさん
実家の柴犬(平成元年生まれ・男)についてご相談です。
去年の年末ごろ、口から血をぽたぽた垂らすようになって、 お医者さんに行った所「歯石が原因で化膿している」との診断でした。
家族全員で押さえつけて麻酔なしで歯石を撤去して、その後痛み止めや止血剤などの投薬を続けています。 けれど、出血が止まらず、その都度薬の量を増やしてしのいでいます。

最近では痛むのか夜もあまり眠らないため、睡眠剤を飲ませています。
お医者さんが言うには、癌があるかもしれないけれど、検査には全身麻酔が必要。かなりの高齢なので、麻酔で命を落とす可能性が高いとのことです。
このまま原因がわからないまま、血を流して苦しそうなまま見送るべきか、 それとも命を落とすリスクを冒してでも全身麻酔をして、出血の原因を突き止めて必要な治療をするか、迷っています。

現在の状態は血を流している以外は、よたよたながらお散歩するし、 お手洗いも外でちゃんと済ませることができます。食欲もあります。
介護をしている両親は、苦しむ愛犬を毎日目の当たりにして、後者を選択するつもりでいるようです。
似たような経験をした事のある方、アドバイスをお願いしたいと思います。
無事回復するにしても、麻酔で命を落とすにしても、後悔の少ない選択をしたいと考えています。
よろしくお願いします。
 
Re: 老犬の麻酔について  フクチチさん
こんにちは。
平成元年生まれというと16歳、17歳ですね。

私のワンは昨年巨大食道症になり上手に物が食べられなくなりました。
食べないと体力は落ちる一方、なので胃に穴をあけて直接食べ物を入れる口を作る手術をすることになりました。12歳目前のことです。
その時の獣医さんは「麻酔のリスクは当然あります。しかしうちの病院は獣医師3人で手術にあたりそのうち1人が麻酔モニターに専任するから大丈夫です。危険な状態になれば手術を中止します」とのことで決意しました。この病気のほかに心臓肥大、肺炎もおこしてました。かなりのハイリスクでしたがこれしか回復の道が無かったのでリスク覚悟で決断しました。(残念なことに手術準備中心不全を起こし他界しました)
今年に入り別のラブラドールの腫瘍摘出手術を同じ病院でうけました。
このコは術前の検査で心臓疾患が見つかり「この状態では麻酔リスクが高すぎるので心臓の治療を優先します」と手術は2週間のびました。

同じ病院、同じ獣医師でも犬の状態、予後で判断が変わります。
たいへん高齢なわんちゃんですし、まずは麻酔に耐えられるかの検査をしてみてはいかがですか?心電図、血液検査でもかなりわかります。
その上で獣医師とよく相談され選択されても良いと思います。

昨年、ワンコを亡くした時、最良、最善の手を尽くしたと思っていた自分でしたが、ふとした時に「ほんとは苦しめただけなのでは・・・」
と自責の念にかられることもあります。
でも。。。手を尽くせるのであれば最善の手を尽くしてあげるのも飼い主の愛情だとも思います。
長く生活をともにして愛を幸せをたくさんくれたワンコです。
こちらの愛もきっと受け止めてくれるはずです。

わんちゃんの回復を祈っています。

Re^2: 老犬の麻酔について  真芽ママさん
フクチチさん。
早速のお返事、どうもありがとうございました。
ウチのわんこはいままで病気ひとつせず、去年の夏までは元気に庭を走り回るほどでした。
猛暑の影響か食欲が落ちたり、お散歩に行きたがらなくなったり、「老化が始まったかな」と感じられたのが15歳になる直前だったので、もしかしたらそれが何らかの病変のサインだったのかもと悔やんでいます。
なんて後悔していても仕方ありませんね。
今週末、実家に帰って両親と妹とよく話し合って、お医者さんの意見も聞いて、必要な検査をしてから決断しなければと思います。

いくら長生きしてくれても、痛かったり辛かったりするのは本意ではありません。ワンコの希望を聞くことはできないので、自分の場合だったらどうして欲しいかをそれぞれに考えて、前向きに立ち向かって行きたいと思います。

どうもありがとうございました。

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