犬の病気・健康相談過去ログ
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老衰死って急にくるものなのでしょうか?  つなさん
はじめまして。
つい最近4月3日に愛犬を亡くしました、つなと申します。
亡くなってしまってからの相談は無意味かと思われるかもしれませんが、どうしても死因が気になるので質問させてください。
うちの愛犬コロは柴犬系の雑種でオスの15才でした。
10歳を過ぎたあたりから、後ろ脚が弱り、腰が曲がった状態だったのですが、元気にしていました。(ただ気管支炎と、白内障のせいで鼻水がちょっと出ていたのと、歯磨きをしていたのですが、歯周病はひどかったです)
そして、今年の1月の下旬頃からあまり歩かなくなり、後ろ足も引きずるようになってしまいました。
亡くなる一種間前には全く散歩ができなくなり、その2,3日後にはご飯を全く食べず、寝たきり、鼻水は大量に出て、常にスポイトで吸ってあげないと、息がしずらい状態。(犬の下瞼を見たら膿のような緑っぽい粘液があったので、これが鼻水の元かもしれません)

痴呆症も数日でひどく進行してしまっていて、無反応、心臓も弱まってしまいました。(3月14日に健康診断をしたときは、心臓は特に問題なかったのですが)
そして亡くなる当日は、もっと弱っていたので朝早くから動物病院で栄養剤2本とビタミン剤、強心剤を打ってもらったのですが、その日の夜に亡くなってしまいました。

今まで足腰が悪い程度だったのに、たった1,2ヶ月でどんどん具合が悪くなり、数日で急に痴呆症がひどくなり、心臓も弱ったりで、こんな簡単にすぐ死んでしまうものなのでしょうか?

何度か『介護を○年してから、亡くなった。』という話は聞いたことがあったので、たった3,4日くらいの介護で老衰で死ぬとはとても信じられませんでした。

獣医さんの話では、老衰だとおっしゃっていたのですが・・・ それでもまだ少し納得ができないので、こちらで色んな方の意見をくだされば!と思い、書き込ませていただきました。
長文で申し訳ありませんが、どうかよろしくお願いします

老衰死って急にくるものなのでしょうか?  フクチチさん
こんにちは。
愛犬を亡くされたこと心からお悔み申し上げます。
私も一昨年に愛犬を亡くしました。病気でしたが悪化しだしてから ほんの3〜4日です。
また、先日仲のよかった友人のピレニーズが 1週間ほど元気が無くなり病院の予約を入れたその日に息を引き取り ました。
亡くなる朝までは玄関でお見送りをしてくれるほどの体調だった そうですがその後急変したようです。
12歳です。
ピレにしては大変長寿です。 つな様がなかなか納得できないことも良くわかります。
ただ犬の命のスピードはとても早く、具合が悪くなりだすと「あっ」と いう間に逝ってしまうこともあります。

でも、文面から察しますとここで検査をして病気を発見しても 治療にいたることができたのか、治療によって愛犬に別の苦しみを与えて しまうことも考えられます。
一つの臓器が悪くなることで体全体のバランスが一気に崩れてしまうこと も老齢では考えられます。
「何もしてあげられなかった」という悔やまれるお気持ちもあると思い ます。
でもコロちゃんはそんなつな様に飼われてとても幸せだったと思います。
つな様もコロちゃんからたくさん幸せをもらったことと思います。
悲しみや後悔しか今はないと思いますが「時間」というお薬がつな様に 良い思いでだけを残してくれるはずです。

老衰死って急にくるものなのでしょうか? つな さん
フクチチ様
お返事誠に有難う御座います。 フクチチ様の愛犬も亡くされたのですね・・・ 心よりお悔やみ申し上げます。
犬は命のスピードが早いから、すぐ悪くなってしまったのですね・・・。
三週間前の健康診断のときは、心臓に特に異常が無かったので、「まだしばらくは大丈夫だな」と過信してました。
冷静に考えれば、もう高齢なのですから今はよくても「当分大丈夫」なんて保証はどこにもなかったのに・・・
今さら後悔しても無駄かもしれませんが、どうしても罪の意識が芽生えてしまいます。
それでも私はとても幸せでした。
コロとは辛いときも楽しいときもいつも一緒にいましたから。
心にはすっかり穴が空いてしまいましたが、虹の橋があると信じて、少しずつ元気を取り戻したいと思います。
フクチチ様本当に有難う御座いました。

老衰死って急にくるものなのでしょうか? ユーリさん
つなさん、こんにちは。
私も先月3月27日に愛犬を突然なくしました。
同じような思いをされていらっしゃる方がいるのですね。 まだまだつらくてお話できるかどうか迷いましたが、思い切ってメールさせていただくことに致しました。  
大変長文ですがお許しください。 ゴールデンレトリーバー12歳3ヶ月の女の子でした。
前日夜までは、食欲もあり、夜のお散歩にもでかけ、いつも通りの様子だったのに、夜中に変調があり、翌朝8時に逝ってしまいました。 本当にあっという間の別れでした。 

胃捻転でした。

私は、こういう超緊急な処置を要する病気があることに全く無知でした。 
夜中に妙な嘔吐(嘔吐しようとするが、何ももどさない)を数回繰り返した時も、そのうち治まってそれほど苦しそうな様子に 見えなかったもので、重篤な状態にあったとは全く気づきませんでした。 

少しお腹が膨らんでいる気もしましたが、数年前から大きな腫瘍ができていたので、そのせいだと思っていました。 
さすがに少し元気がなかったので、朝になってもこんな調子なら病院へ連れて行こう、と家族と話して 私も休んでしまったのです。
でもなにか胸騒ぎがして3時間ほどで目が覚め、様子を見に行った時には、息が荒く、お腹がパンパンに膨らんでおりました。
ただ明け方6時近く。
夜間救急病院を探しまわるよりは、少し待ってかかりつけの医院で診てもらうほうがいいだろう、と主人と判断して、 医院の留守電に連絡を取りました。
約1時間後、医院からお電話頂き、様子を話したら早めに来てもらっていい、ということでしたので指定の時間に 連れて行きましたが、その時には心肺停止状態で間に合いませんでした。

蘇生処置の途中、別の先生が駆けつけてくださり、これは胃捻転で、本来は緊急手術が必要だったこと、 でも症状の出たごく初期に、医師が一目で胃捻転と判断して即座に手術しない限り、非常に救命率が低いこと、 この子の年齢を考えると、たとえすぐ気づいてかけつけたとしても、麻酔にさえ耐えられたかどうか、 一命をとりとめたとしても、術後1週間もったかどうか。。。ということで、寿命と諦めるしかないと慰めて下さいました。

しばらくは何の気力も無く、何も手につかぬ毎日でしたが、最近は沸々と疑問が湧き出て、 犬の病気についてあちこちのサイトを覗く様になりました。
愛娘の変調は胃捻転の典型的な症状でした。
夜中に緊急手術に対応している病院が車で40分くらい離れたところですが、あったことも知りました。

どうしてあの子が生きている間に、この熱意で、犬の病気や救急病院についてもっと豊富な予備知識を持っておかなかったのだらう、 そうしたら、確率は低いとしても命を救ってやれたかもしれないのに。 
たとえ術後1週間で亡くなったとしても、少しは看病してやれたのに。 
頭を撫でてやりながら最後を迎えられたかもしれないのに。。。
せめて夜中、休まずにずっとついていてやればよかった。。。
本当は痛かったのに、あんなに甘えたでいつも人間のそばにいたい子なのに、家族を気遣って痛みを我慢していたに違いありません。 体力の無い私に大型犬の介護は応えるだろうと察して、迷惑をかけないようにとあっさり逝ってしまったのでしょう。 

後悔は尽きません。
たとえ1,2ヶ月でも介護できたつなさんは、私には本当にうらやましく思えます。



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