犬の病気・健康相談過去ログ
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乳腺腫瘍の手術   よもぎ さん
15歳で乳腺腫瘍が見つかり、手術をすることを勧められました。
腫瘍は、2cmぐらいのものと、5mmぐらいのもの。2つです。
今年の春に、メニエールのような症状を起こしましたが、ステロイド と抗生物質で3日で回復しました。
その時は、腫瘍はなかったのですが、夏ぐらいのごりごりとするものが あり、大きくなったので、診察を受けました。
今回の病気でホルモンのバランスが崩れたのではないだろうかと 心配をしています。
レントゲンの結果、転移はないようでした。血液検査の結果もよく、 また、去年より骨量も増えているといういい結果でしたが、触診の 感じでは、腫瘍にぶつぶつがあり、悪性の可能性もあるといわれました。

麻酔の不安はありますが、年の割に元気であることもあり、もしも 悪性で転移の可能性を心配しながらいるよりは、治る可能性のある 方を選択しようと思っています。
また、同時に、避妊手術も行います。この年になってと思いますが、 今後のことを考えると、そのほうがいいと言われました。
高齢で、乳腺腫瘍の摘出手術を受けられたご経験のある、飼い主さんの ご意見をお伺いできたらと思います。
手術前のケアや術後の経緯、再発予防に役立つサプリメントなど、 色々とお聞かせください。
出来る限り良い方へ考えているのですが、麻酔の不安以上に、悪性の不安が大きく、心配な毎日です。
どうぞ宜しくお願いいたします。

Re: 乳腺腫瘍の手術   ミント  さん
初めまして。
家の犬は、11歳の時と、12歳と2回手術をしました。
去勢や乳腺を全て取る手術は、かなり大きく切除するので、負担が大きいと獣医は薦めませんでした。
又、生まれてから初めてくる発情前に去勢するのはかなり有効ですが、何度も発情を迎えた犬には数字的には効果はどんどん減少します。
15歳と高齢ですので、手術後の体力の方が心配ですね。
実は家の犬も又乳腺種が出来ているのですが、同じ15歳でして、獣医から、麻酔のリスクが高くなるので手術しても、安全性は50%だと言われ、サメ軟骨とマンネンタケやアガリスクを購入しましたが、これは犬が嫌がりました。
王子製紙のペット用ハタケシメジを飲ませて、腫瘍が半分の大きさになり、それを維持しています。
これは抵抗無く餌に混ぜても食べてくれました。
長くなりましたが、後悔されぬよう何軒か他の病院でも意見をお聞きになってはいかがでしょうか?
大変ですが、お互い頑張りましょう

ミントさんへ   よもぎ さん

ミントさん、アドバイス、どうもありがとうございます。
2度の手術を乗り越えてがんばっているんですね。
麻酔のリスクは随分と悩んだのですが、麻酔に耐えられる体力が あると獣医さんが判断されたから、手術を勧めておられるのかもしれないと思っています。でも、やはり不安は拭い去れません。
もっとお話を聞いてみるつもりです。
セカンドオピニオンは、私も大切だと思いますので、ミントさんのおっしゃるとおりに、ご意見は聞いてみるほうがいいかと思いました。 その後のケアについても、貴重な情報をありがとうございます。
がん予防は、やはり、サメ軟骨とキノコ系のサプリが多いですね。
サメ軟骨は、先日より飲ませ始めました。
人間用のものをカプセルから出して、食事に混ぜていますが、普通に食べてくれるので、ほっとしています。
王子製紙のものも、調べて見たいと思います。
同じ15歳とのことで、病気も同じ。
心強いです。 ほんとに、一緒にがんばりましょう! 
どうもありがとうございます。


Re: 乳腺腫瘍の手術  mongrel さん
はじめまして。
うちは同じ15歳の中型犬で、ただいま術後の治療中です。
9月から通院していましたが、しこりが日を追って大きくなり、元気もなくなってきたので今月始めに全摘と避妊を一緒に受けました。 高齢なので大手術でしたが抜糸も終わり縫い目もほぼくっつき先週退院させました。
本当はもっと早く退院できるはずだったのですが、術後1週間ほどでまた左胸が腫れてきて、イボ状のしこりもいくつか出てきました。 最初は筋肉の炎症で胸から前足にかけて腫れていると言われてたのが・・・今は腫瘍の一部が縫い目から飛び出てそちらもだんだん大きくなっています。
検査結果は増殖の激しい乳がんで、今後も転移の可能性大、術後も不良と診断結果が出ました。 これからはまた元気になってくれるとひとまず安心していただけに、結果を聞かされた時は本当にショックで一日泣きました。
先日まで足のむくみもひどくて本人もとてもつらそうで、ほとんど歩けなくなり、だっこの時に胸をさわるときゃーんと泣き叫んでました。 2日前からステロイド剤の注射でむくみが治まり、少し歩けるようになってます。
今の体力で左胸の再手術は無理だし、たとえ手術してもまた再発の可能性はある事、また抗がん剤は乳がんにはあまり効果が期待できないらしく、高齢犬にはリスクが高いと言われたので、今本人にとって一番体に負担の少ないのはステロイド剤の投与だと言われました。
ステロイド剤もいろいろ副作用があるので長期にわたって投与するのは不安なのですが仕方ありません。
レントゲンでは今の所肺には転移していませんが、この先どうなるか・・・。 余生はできるだけイタミや苦しみを味わう事なく生活してもらいたいと思い、血行を良くして体力をつけるための漢方や、抗がん作用のあるサプリメントを与えています。
いずれも人用です。 50%は良性の場合もあります。
うちの場合はこんな結果になりましたが、思い切って手術をうけて良かったと思っています。 500g近い乳腺の腫瘍をぶらさげてた姿は本当につらそうでした。
別の腫瘍はできましたが、今の方が元気な目をしています。 ただよもぎさんのわんちゃんの体力もありますし、獣医さんによって対応はさまざまです。納得いくまで相談してくださいね。
少しでも昨日と様子がちがうと思ったらすぐに獣医さんに相談してください。場合によっては何件かに聞いた方がよいです。 うちの場合は今考えると「もっと早く手術していたら・・」とか「この治療をしていたら」と思う事がありました。病院が忙しすぎて手が回らないとか、こちらから指摘しないと手をうってくれないなど対応が遅い場合もあります。

大変長くなりましたが、参考にしていただければと思います。



Re^2: 乳腺腫瘍の手術  ハナ  さん
我が家の先代は13歳のときに、避妊手術をしました。
9歳のときに乳腺腫瘍は手術したのですが、右側にも左側にもあったので、左側の列(ぶどうの房のようにたくさんの腫瘍)を先に手術し、右側は小さいので、その後またやりましょう、ということでした。

しかし、術後の傷が大きくて痛がったため、飼い主の判断で、もう右側は手術しないと決めました。9歳の手術のときに避妊手術もしていればよかったと思いましたが後の祭り。
12歳のときにホルモンの病気で重度の糖尿病になり(発情時期だけ)その都度とても辛そうで、13歳で避妊手術でした。やはり、それまで元気ピンピンでしたが、術後めっきりと歳をとったように思います。
体力がガクンと落ちてしまいました。

その後は、右側の腫瘍はジワジワと少しは大きくなったようですが、もう体力を考えると、手術は無理でした。
散歩の距離がぐんと短くなり、14才の誕生日を迎えたあたりから、目を患い、バタバタとあちこちおかしくなりました。
やはり、歳をとってからは、体調を見て、いろいろな精密検査もやっておかれるのが良いと思います。

悪い兆候は、できるだけ若いうちにどうにかしてあげたいですね。
みなさんがおっしゃるようにセカンドオピニオンは大事です。
ずいぶん先生によって言うことが違う場合があります。
ぜひ、納得するまでご相談になり、最後は飼い主さんの決断でされるのがいいと思いますよ。

どうぞ、お大事にね。

ハナさんへ・・・どうもありがとうございます  よもぎ  さん

ハナさんへ、 お話いただいてどうもありがとうございました
。 ハナさんのわんちゃんも、がんばっているのですね。
手術台で横たわる我が子を見て、ああ、がんばってくれている、と感じました。がんばってくれているのだから、親もがんばらなければと。

> 9歳のときに乳腺腫瘍は手術したのですが、右側にも左側にもあったので、左側の列(ぶどうの房のようにたくさんの腫瘍)を先に手術し、右側は小さいので、その後またやりましょう、ということでした。しかし、術後の傷が大きくて痛がったため、飼い主の判断で、もう右側は手術しないと決めました。9歳の手術のときに避妊手術もしていればよかったと思いましたが後の祭り。

やはり、早い時期に避妊をしていたら・・と私も、今回は後悔しましたが、その当時は、あまり避妊手術の必要性を言われていなかったので、 ないがしろにしていました。そうしていたら、今こんなに痛い思いをさせないで済んだかもしれないと思います。 うちの子も、ひとつはブドウの房のような腫瘍でした。悪性の可能性があるらしいけれど、ただ、触感では、悪性かどうかはわからないとのことだったので、獣医さんの予感が当たらないのを祈るだけです。

> 12歳のときにホルモンの病気で重度の糖尿病になり(発情時期だけ)その都度とても辛そうで、13歳で避妊手術でした。やはり、それまで元気ピンピンでしたが、術後めっきりと歳をとったように思います。体力がガクンと落ちてしまいました。

そうですか。私も術後の体力の衰えをとても気にしています。
後はサプリメントと食事療法で体力を回復させていくつもりですが、一年後はどうなのだろうかと考えます。老犬にとっては、あまり先のことばかり考えないで、次の一年を健康に過ごさせてあげる方法を考えなければいけないと思うのですが。。。

> ぜひ、納得するまでご相談になり、最後は飼い主さんの決断でされるのがいいと思いますよ。どうぞ、お大事にね。

どうもありがとうございます。 ハナさんのわんちゃんも、お元気でいてください。 今後もどうぞ宜しくお願いいたします。


mongrel さんへ・・どうもありがとうございます。  よもぎ  さん
アドバイスどうもありがとうございます。
mongrel さんの子も、うちの子も同じ年ですね。
術後の結果については、本当に残念です。

こんなことがあるのかと・・驚くばかりです。 転移がないことを心からお祈りします。 うちの子も、手術で、1個しこりが残されているので、結果が悪性なら、 これも悪性の可能性がありますが、今回はバイオプシーで調べてもらうつもりです。術後の傷の痛みや恐怖を考えると、二度と手術はさせたくありません・・・よっぽどでなければ。 私も、サプリメントを飲ませていますが、今後は、腫瘍に効果のあるものを、加えていく予定です。

ミントさんが教えてくれたように、キノコ系のものが腫瘍にはいいようですね。
それに加えて、様々な本を読み漁り、ハーブ療法、ホメオパシーなども 考えています。それと、食事療法で今後の再発予防にしたいと思います。 「犬と猫の自然療法」というとてもいい本があり、それを参考にしています。
これまで一緒に生きてきた時間よりも、これからの時間の方がとても短いことは明白ですが、少しでも楽しい老後を送らせてあげたいと切に思います。

> うちの場合はこんな結果になりましたが、思い切って手術をうけて良かったと思っています。
> 500g近い乳腺の腫瘍をぶらさげてた姿は本当につらそうでした。
> 別の腫瘍はできましたが、今の方が元気な目をしています。

私もそうです。もし、悪性だったなら、切除してよかったですし、また、避妊は、切除された卵巣にイボが出来ていたので、それも何らかの病気になる可能性があったということで、それも切除してよかったのだと思います。今後のケアが必要ですが、高齢犬=手術は危ない といういうことは以前ほど思いません。インフォームドコンセントがとれていれば、決意できるものだと思いました。

>
> うちの場合は今考えると「もっと早く手術していたら・・」とか「この治療をしていたら」と思う事がありました。病院が忙しすぎて手が回らないとか、こちらから指摘しないと手をうってくれないなど対応が遅い場合もあります。
>

本当にそうですね。
私も、もっと早く避妊していたら・・と後悔ばかりです。ただ、今後は後悔できないと肝に命じています。

> 大変長くなりましたが、参考にしていただければと思います。

どうもありがとうございました。とても参考になりました。 今後も宜しくお願いいたします。

無事手術が終了しました。  よもぎ  さん
皆様、貴重なアドバイスをどうもありがとうございました。
セカンドオピニオンなども求め、悩んだ末に、手術を決意しました。
先日、無事に手術は終わりました。 この子の場合、右と左に四箇所ほど、しこりがありましたが、獣医さんの話では、両方を一度にするのは体に負担がかかるから、とのことで、気になる大きなもの、その他に二箇所。同じ側のものを切除しました。

乳腺腫瘍は、確かに悪性も多いけれど、めったに転移はしませんとの説明でしたが、おそらく、高齢の犬のあちこちを切除するのはかわいそうだよと言われているのかもしれないと思いました。
避妊手術も受けました。
術前に、血液検査を行い、結果良好とのことで、手術を開始し、一時間ほどで終わりました。手術室での付き添いも許可され、心臓のモニターを見ながら、無事を祈りつづけました。

術後は、すぐに覚醒し、30分ほどでしっかり目を開けてくれて安心しました。
1時間ほど経つと、立ち上がりあちこちうろちょろでした。 日帰りで帰宅して、水をたくさん飲み、食欲も旺盛でした。
術後、食欲は落ちていませんので、元気はありますが、手術の恐怖と傷の痛みから、翌泣いています。
やっと落ち着きかけました。傷の出血はなく、安心しました。
今は病理検査の結果を待っていますが、もし、悪性でも、今後の対応を十分にしてあげたいと前向きに考えています。
ただ、本心は不安でしかたありません・・・また報告させていただきます。
皆様、本当にいつもありがとうございます。

高齢犬の乳腺腫瘍手術その後   よもぎ さん

いつも皆さんにアドバイスをいただいて感謝しています。
先日、乳腺腫瘍の摘出手術を受け、病理検査の結果が出ました。
残念ながら悪性でしたが、転移性・浸潤性がなく、3箇所は問題なく 摘出できたので、それからの転移・再発は問題がないとのことでした。
それについては安心です。
ただ、米粒ほどの腫瘍が反対側にあり、今回は両方を摘出するのは 麻酔の時間が長くなるため(避妊も同時に行いました)、摘出は しませんでした。
これも悪性の可能性があるので、ひとまず観察して 大きくなれば摘出するか、小さいうちに摘出するか、それはこちらの 判断でいいとのことでした。
避妊については、乳腺腫瘍再発予防の効果はないといわれましたが、 高齢のため、卵巣のう胞になりかかっていたことから、摘出してよかったと思います。
今後はサプリメントで、再発防止を行い、また、食事の献立も 腫瘍にいいものを取り入れることになりました。

食事は、私自身が、添加物・保存剤の問題で、あまりドッグフードは 与えていなかったので、これを機会に、100%手作りに切り替えました。
キノコエキスと、サメ軟骨は取り入れていきたいと思います。
まだまだ、安心の段階ではないし、乳腺の全摘はしていません。
他の 箇所に出来る可能性もあるので、それは防いでいく努力をするつもりです。

二度目の手術については、獣医さんも目をみはるほどの回復力であること、老犬にしては、体力も落ちなかったこと。点滴の来院のなく、手術をしたその夜から食欲も旺盛で、傷も痛がることもあまりなく、活発であること。 それらのことから、問題はないというご意見です。

私も、変な言い方ですが、爆弾を抱えているのであれば、小さいうちに傷も小さく、手術も短いので、受けてもいいかと考えますが、もちろん、再検査は十分に行います。
高齢犬であることで麻酔を心配していましたが、手術も十分に説明をいただき、立ち会うこともできたので、麻酔に対する不安は少し減りました。 体力さえあれば、耐えられることも分りました。
一度大丈夫だから、二度も大丈夫とは限りませんが、獣医さんには、今のこの元気を見れば、余命が2年3年というものではないといわれましたので、出来る限り快適に老後を過ごさせてあげる努力をしたいと思います。

高齢犬の食事についても、皆様と意見の交換をさせていただけたらと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします。




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