犬だワン・健康クラブ

健康回復のために > 健康回復の共通点


犬の健康回復の本はまだまだ少ないですね。
でも人間の場合、非常に多くあります。
私も家族が闘病しているために本屋では必ずそのコーナーでいろいろ目を通しますから、非常に詳しいほうだと思います。新聞や広告でもかなり体験談の宣伝をご覧になられた方が多いでしょう。
私はいつも感じることがあります。

回復される人とそうでない人の差はなんだろうか?

どれが一番効果が出るかという部分は多くの人が興味があるところでしょう。
がんでいえば、アガリクス、メシマコブ、プロポリスからはじまって、種類とそれぞれの商品力の違いを入れれば、もう無数と言って良いほどです。
でも治る人とそうでない人の差には一切ふれずにどの本も、体験と商品アピール、医師の推薦だけです。つまり、新商品、他社との違いなどから無数に、効果があるという点ばかりが強調されます。

私は家族の闘病のために医学的な根拠を求め、医師の相談も受けて、専門の会社のデータを多く見て自分なりに選択して現在も良い状況を保っています。
そこで私は多くの書物を読むうちに回復する人にある共通点が5つくらいあるように思えたのです。

1 前向き
生きる力があることが大事です。人間はどんな状況でも肯定しないと先へ進めません。運命を呪っても過去を嘆いても、長い時間がかかっても自分の心の中で肯定しないと次へ行けません。生きる力が沸いてきませんと病気に立ち向かえないのです。
慢性疾患やがんは、ストレスが大きな原因です。ストレスが続くと免疫力も低下していきます。
何でも明るく前向きに考える方が、ストレスも少なくなります。

2 体力がある
がんでいえば、手術、放射線、抗がん剤、で回復する見込みがどのくらいあるか、リスクがどのくらいあるかです。一応、手術したが開けてみると予想以上に手が付けられないので止めたとか、逆に何度も何度も手術を重ねてしまうとか、効果が薄いけれどもう他に選択肢が少ないとか(一度同じ手術している部位で2度は出来ないとか、何もしないよりはと放射線や抗がん剤いうケース〉、患者の状態に拘わらず、この組み合わせがこの病気には決まりだとか、いたずらに体力を消耗されてしまうと回復自体が弱まります。

病院に見放された人の回復は案外眼にしますが、体力をなくすと一番回復しにくいので、治療選択は慎重にすべきです。特に針・気功などの治療は、体力がなくなってからでは駄目です。

3 信用しやすい
お人好しという意味ではありません。
この先生なら、この病院なら、この治療選択なら、家族と一緒なら、この人が良いと言ったなら、この医学データがあるなら、こんな前向きに人を信じる事が大切です。
でも、これが良いといった、これが効くといわれた、こんなものがたくさんあると判断が出来ないどころか疑念も生じます。決めるまでは悩んでも決めたら迷わないことです。信じて継続するのが大事です。
信じるには信じられるだけのものが必要という裏返しです。

4 病気を知る
この病気にかかった人はほとんど生存率が低い結果があるならば、リスクの高い治療を黙って受け入れられるかどうかは疑問です。 急性の場合と異なり慢性疾患やがん、生活習慣病は、ある日突然自覚症状が出たように思えても、実はゆっくり進行しているのです。
ゆっくり進行している病気を瞬く間に完治させる事には無理があると知るべきです。
病気や進行度を知ることが、とても大切です。生存率が良くないような状況でも、悲観する事はありません。統計上の数値は、病気を知らずリスクの高い治療を選択する場合に当てはまるケースがあるというだけです。

未来はまだ来ていません。充分に病気を知ることで手段はあるのですから。

5 腸によい食事
玄米食でがんが治る、こんな本も多く出ています。実際に腸に吸収されやすいものほど効果が出ているようです。理由は、明瞭です。
食べたものがきちんと消化されて排泄されることが生き物には大事です。量が多くても少なくても、排泄が出来なくても消化不良で早すぎても良くありません。
腸管の多くの細胞が自然のままで発酵できる状態が、身体全体のバランスや免疫力向上には必要不可欠だからです。食事を改めるというのは、この部分です。偏食、冷たいもの、アルコール、炭酸などは腸管の状態を悪くします。玄米や腸に良い食事、または腸に悪かった食事を改める事により、免疫力が向上していきます。そうすると顔色が良くなったり、食事が美味しくなったり、良い兆しが出てきます。
免疫の事は免疫革命(安保徹著)という本にとても詳しく解説されています。読んでみるのも良いでしょう。  

では、犬の場合はどうでしょうか?
犬も同じです。
もともと自然回復力は人間より強いですから、回復しやすいのです。犬本来の免疫力向上のためにする事と、飼主が気をつける事があります。
犬は喋れませんので、 飼主にとって人間同様に、まずこれが大事です。
前向き
病気を知る
信用する
以上3つのために徹底的に医師とのコミュニティーを取る必要があります。

犬にとっては、第一番目は、吸収しやすく、腸に良い食生活が一番です。
食事を改めるとか、腸に良い食品やサプリメントを与えるとかが大事ですね。下痢や便秘は慢性疾患と一緒に症状が出たり、病気のサインだったりします。腸管の細胞を整えて免疫力を向上させることがとても大切です。

人と違い、犬のストレスは判りにくいものです。飼主といつも一緒にいると安心する事は間違いないのですが、人間が好むものと犬の好むものが必ずしも同一ではありません。特に匂いには敏感にしてください。
人工の香りは人には良いです。それが犬にはストレスになるケースもあります。
ストレスフリーな状態は、良く眠る、適度な運動する、あと匂いが大切です。
たまには森林浴など自然の匂いやペットのアロマテラピーに留意してあげてください。


人も犬もリラックスが大事なんですね〜

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